前の記事に書きましたが登下校とは、かなり気持ちの面の義務感から来る強制力と、しがらみの複雑な関係性に大人が縛られているところがあります。ですが、みんな気持ちは同じ。子らが安心して登下校している事を知りたいだけです。安心したいのは絶対みんな同じです。なので今日は、その登下校について学校内関係者だけでかんがえてみたいとおもいます。
奈良市はそもそも、いやどこの地域でも立地条件が違うのでまず、登下校の見守りのルールが違いすぎて統一感は出せないです。これは、モラルとかボランティアとしての指針の話。
たとえば平城西小学校は、店の前から見ている限り保護者や地域の方が立っている姿はここ数年ありません。二学期だから1学期はまた別ですよ?一方で、六条小学校は凄いです。あちこちの交差点に地域の方から保護者の方まで入り乱れるように立証されている姿をよく拝見させていただきます。
危ないと心配する心は同じでも、本当に事故が起きそうな場所が多いところは親として立ちたいし、立たないといけない※1
平城西が安全というわけではありません。次に来るのは地域性だと思います。これは先日の記事で少し触れたので割愛しますが、地域の関係と雰囲気。見守りとして登下校時の大人の歩く姿の量や、見守られている関係性を考えると、私の感じたまま書けば心配するところがない。
最近は、みせのまえの横断歩道を低学年の子らがたまに渡ろうと試みるのでヒヤヒヤすることもありますが、実際には20年以上ここにいて事故は3つだけ。それも3つとも車の事故で、営業時間中に歩行者が事故に遭うところはありませんでした。
話を戻します。
子は学校に行きます。これは、ラーメンが食べたいからラーメン屋さんに行くのではない。なので、なんとなく行くのではなく義務なので、保険の観点から見ると保証は学校の保険となります。
一方、教職員は文科省から登下校には携わらないよう指導されてます。ここでなんとなくイメージが湧くのは、縦割り行政なので違うかもしれませんが、厚労省の定める労災保険に似ています。労災保険と同じように関係をに方に分けると、学校は雇用者で児童は労働者。となります。
学校に行くために、予め提出した経路を辿り登下校する。その経路で起きた事故は、労災保険のような仕組みで保証されるのでしょう。
学校に行く人と学校の関係は、これで説明がつくと思いますが、小学校とは児童が日々徒歩で歩いていくものです。道路交通法に定められただけの関係性では少し不安、いなかなり小さい子に至っては心配でならない。ここが感情論の入り口となります。
学校もよく理解してくださっています。ですが、仕事量との兼ね合いで考えると、ここは保護者と地域になんとかしてもらいたいのが本音だと思います。
PTAがここで登場です。
立哨は PTA活動として、 PTAの保険が適用されます。これは、非加入で立哨されていらしたとしても PTAの保険で賄われると思います。詳しくは奈良市 PTA連合会へ問い合わせてみて下さい。
その、奈良市 PTA連合会の保険を見て保障がいくらかというと。。そうなんです。立哨で保護者が事故に見舞われると、その内容によっては保障が足りなさ過ぎず、言葉は悪いですが見合わないのです。
我が子のためにならわかりますが、当てられた日に立ち運悪く事故に遭うと、その家庭は母を失うだけでなくご自身の保険も最大限利用して補償を受けないと生活ができなくなる可能性があります。
子らの安全ももちろん大切ですが、通学と見守りの適正な距離感というか考え方は、それぞれのお友達などと話し合うのもこういう時期ですし必要かもしれませんね。
たこ公園。
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