歳を重ね、若い人に経験という無駄を伝える気持ちに駆られるが、むかし話と経験はよく似ていて、無駄とまでは言わないけど昔、私も経験したあまり心に響かない年長者の話として、もし不本意にも感じられたら誰も幸せにならない会話となるでしょう。
経験は踏み出す勇気の数で決まりますが、その勇気とはメンタルの差で生まれます。つまり、メンタルの強い子ほど経験値を積み上げるスピードが速く、誤解を恐れず文字にすると鈍感力の高い子ほど失敗の質や量を気にせず飲み込んでいけると思います。
もちろん失敗とは、誰かに迷惑をかけたり何かを失う事が付いて回ります。経験は1人では出来ないものです。失敗も1人では気がつかないことも多い。つまり、誰かの力を借りて質の良い失敗を繰り返して欲しい。そう、繰り返すのです。
失敗を恐れるのは、悪い事じゃない。誰かのご迷惑にはなりたくないだろうし、ましてや何かを失う可能性だってある。ただ、失敗を恐れず〜なんて言葉があるが、歴史の産物なんだろうか?
失敗は、得意な人と苦手な人がいる。
ここまで書いて、つたわるだろうか?
質の良い失敗とは、信頼関係の中によく生まれ、失敗してでもチャレンジ出来そうな環境を用意した人が初めて得られる経験なのだ。
日頃から、お友達を大切にしてほしい。嘘は自分にもつかない。みんなが気持ちよくなるために頭を使い続ければ、時に失敗をしても私は失うものはあまりなかったように思います。
あけましておめでとうございます。令和初の正月を迎え、子らに伝えたい私の経験を書いてみました。こういう経験は、親が準備できることはしてあげたい。性格もあるし、環境も大事。目に見えない部分がお膳立てできれば親として達成感を感じられるだろう。
今年は初心に戻り、去年までの自分を上回れるよう何年かけても積み上げていきます。大丈夫。私は子供じゃないので、失敗の質が二留三度目以上なので色や匂い、感じる事ができます。
今年は下の子が入学です。
一緒に成長していけるよう、皆様に見守って頂けたら嬉しいです。
2020年 元旦 ガロちゃん
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