PTAは小学校に通う子の健全な育成の為に、地域や学校を通じて様々な活動について話し合われ、運営されています。
多くは各種委員会で構成され、それぞれ活動の振り分けをされ、円滑に運営するべく毎年度執行部(本部役員)さんが、来年度の仕事の仕分けを行って準備して下さっています。また、多くの先生からのご協力のおかげで、PTAからの書類の配布回収などスムーズに運営をされていることと思います。
一方で今年はコロナ禍で家庭も学校も大変だろう、ということで、PTAを今年は一年間休会します。という会もあったり、縮小して活動を再開されていたりと、各学校単位でPTAは様々な形を取り、見守る児童らの登校が始まりました。
休会をされたPTAさんも、来年度の本部役員・執行部を決めてスムーズに引き継げるよう、動き始めておられます。また、このコロナ禍で限られた条件下で活動すべく知恵を出し合っているこの動きに合わせ、協力をしようとお考えになられた数多くの保護者様が各種委員・学級代表に立候補して下さり、ソーシャルディスタンスをしっかりと意識しつつ、活動中のPTAにおかれましては、活気ある会運営が現在行われていることと思います。
そんな行事や活動が制限される中、少なからず運営の見直しを口にされる保護者様の意見を多数耳にします。
たとえば、一子一役の見直しについて。
今日の題名に入れましたが、このテーマについての疑問が多くお声を頂いておりますので、この件に関して私の知る限りの情報を整理して話してみたいと思います。
一子一役
PTAでしか使わないであろう四文字熟語ですが、広く長く愛され使われ続けてきました。
まず、一子一役というルールで運営する PTA活動で、各種委員会は毎年大変なご尽力を賜っている事と思いますが、性質の違う各委員会を選び入り活動する上で、その仕事量などで不公平感が保護者間で一部語る方が毎年生まれてしまいます。
そこで、みんな同じ仕事量にしないと申し訳ないと、質量のバランスを取るのが委員会を発会する前の執行部(本部)の仕事となっています。
この擦り合わせが実に大変で、先に書いた通り性質の違う活動を、均等な仕事量として、現在の多くの学校単位のPTA執行部さん(本部さん)が対応されていらっしゃいます。
ここで私はひとつの疑問が沸きます。
このシステムで、すべての方が努力されてらっしゃるのに、一体だれが喜んで下さるんだろう?って。
こちらは登美ヶ丘にある、焼肉 一歩堂さんです。
現状に至る背景はまず、
なんで一子一役になったんだろう?
です。
学校のお手伝いを保護者がする、という話を調べた限り、一番古いお母さんで知っていはるのは、なんと80歳(※当店調べ)
約50年以上この話は続いています。
メディアでよく言われる、団塊の世代の保護者の方らが、高度成長期に話し合われて活性化したのが伺えます。
次に、そのジュニアと呼ばれる世代である50歳前後の親が、それを継承し、現在も続く文化となっています。
ここでかなりの差が2つあります。まず、時代が違う。そして価値観が違うのです。
1、児童の減少したが、先生の仕事は増えた
児童が減ることにより仕事量は減りそうなものですが、給料は景気に左右されないはずなのに増えず、なのに先生の仕事が増え続け、学校の業務のしわ寄せが教職員の労働時間を圧迫し、そのサポートにPTAが介入し始めた。
仮説としてひとつ、ここに原因らしきものが見受けられます。
2、 PTAの価値観と携わり方が変わり仕事量も増加
昔は言わずと知れた、“阿吽の呼吸”という連係プレーがありました。鬼滅の刃でも活躍した呼吸ですね。阿吽の呼吸、目配りの型。気配り!と言えば技になるでしょうか?
なんとなく必要なことは、その場で話し合いその場で解決していったのですが、年数を重ね、阿吽ではなくきちんと書面化していくと、膨大な仕事量となった。
気づいた人がやっていた仕事を、時代と共にみんなで振り分けてするようなシステムに変化していった。
数人でできる仕事をみんなで平等に受け持つようになった。
この、“平等”という言葉が引っかかります。
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