現状に至る背景として児童が減ったが、教職員の仕事量が増え続けていること。
保護者がPTAに向ける価値観とかかわり方が時代と共に変わり、活動も学びより学校の雑用を主として仕事量が増加した。この二つの仮説に導きました。
やりたい人がやりたいときに、やりたいことを行う。
これが奉仕団体の基本です。そのうえでルールがあり、各単位PTAとして決められた手順で運営を行います。
※全委員代表の仕事量をなるべく均等にしなければならない※
年度末に必ず襲いかかる執行部(本部)さんの悩みです。これはほんとうに大変なご尽力を賜り、ご苦労が絶えないご決断を強いられます。
(任意加入に関しては別に書きます。ここでは自動入会制度を取るが強制入会系PTAの例としてご覧ください。)
1.会員数が決まる前に、仕事の質と量を決めてしまう。
2.会員全員が活動可能と考え、会員全員で各活動を行うことを前提としてで話し合われている
3.そもそも学校の仕事をする活動が主ではない
運営上の主な内容として以下の問題について解説します。
1.会員数が決まる前に、仕事の質と量を決めてしまう。
まず、予定を決める。それに対しては否定しません。ただ、仕事の量と質を数名で決めることはナンセンスです。平等でもなく公平でもない、ただ数名の価値観で図られた憶測の結果でしかない。
2.会員全員が活動可能と考え、会員全員で各活動を行うことを前提としてで話し合われている
会員への意思確認をせず、全員が参加し働く事を前提に運営方法を考えるのは、不可能なことを始めることを指します。なのでこれは、提案ではなくただの支配です。
3.そもそも学校の仕事をする活動が主ではない
学校の仕事をみんながしたければ、それを可能とする組織にまず、変わらないといけないけません。今のままで、私達が決めた事を貴方達はやらなきゃならないと言うなら、貴方達はなぜやらないといけないのかをまず説明して頂かないといけなくなりますよね?って言わないといけなくなってしまいます。
PTAとは保護者と先生のアソシエーションです。※(リンク先のwiki では、かなり丁寧に PTAについて書かれていますので、是非参考にしてください。)
一子一役を、なぜ平等と思うの?
学校に通う児童や生徒がいる保護者と、教職員からなる学びと協力をしていく団体。そのはずが、保護者側が我が子の人数で仕事回数が変わる仕組みを採用してしまい、質も量もまったく違うものを、バランスという独自の基準で全保護者に対して学校の雑用を仕事として義務と定義する。
予め活動回数や仕事の量を決めてから人を募ってしまうことも運営上ややこしくしてる。さらにみんな入会しないといけないという誤解も手伝っています。
入らないと、うちの子に悪い影響を及ぼされる恐れがあると思われてしまう。しぶしぶPTAに保護者が出向き、その曖昧な基準の平等を唱えられた仕事を納得したふりをしながら我慢してする。
誤解だらけの 平等。それが一子一役の正体ではないでしょうか?
みなさん。お持ちでしたら各 PTAの会則をご覧下さい。
1ページ目にPTAの目的は、児童や生徒の健全な成長をはかることを目的としている。と、書いてあります。
次に、子らの健やかな成長の為に、保護者と教職員が協力して、連携しながら互いに学び合う団体。と、書いてありますね?つまり、
ここからは、最大数ページまであるでしょうが、このキーワード探してみてください。
一子一役。
そんな文字、どこにも載ってませんから。
もうね、今までの歴代のお母さんたちの心をへし折り続けながら、それでも良かれと模索し続けて悩みに悩み抜いた形というか結果がこれ。これになったんだよ。と言っても過言ではないでしょう。
どうかな?この定義の仕方。
でも、ここからが大変よ?つづく。
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